◉ 日本映画週間上映作品 ◉

『今度は愛妻家』(2010年)
監督:行定勲
原作:中谷まゆみ
脚本:伊藤ちひろ
主演:豊川悦司 薬師丸ひろ子
配給:東映
上映時間:131分
HP:http://www.kondoha-aisaika.com

©2010 「今度は愛妻家」製作委員会

あらすじ:
  愛情をうまく伝えられない不器用な夫・北見俊介(豊川悦司)は、明るくて気立てのやさしい妻・さくら(薬師丸ひろ子)に世話をやいてもらうのがあたりまえの生活を送っていた。結婚10年目のクリスマスに、半ば強引に連れて行かれた沖縄旅行から1年、かつては売れっ子カメラマンとして名も実力もあった俊介だが、今は1枚も写真を撮ることができないでいた。「ねえ、写真撮ってよ」さくらの声に沖縄での出来事を思い出す。久しぶりにシャッターを押す俊介。その1枚の写真に隠された二人の重大な<秘密>。クリスマスの夜・・・取り戻せない時間の中、俊介は初めて自分の思いを口にする。

監督紹介:
行定勲
1968年生まれ、熊本県出身。『OPEN HOUSE』(97)で長編劇場映画初監督。『ひまわり』(00)で、第5回釜山国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。『GO』(01)では第25回日本アカデミー賞監督賞、第44回ブルーリボン賞監督賞をはじめ数々の映画賞を総なめし、一躍脚光を浴びる。その後『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)でヒットメーカーの地位を不動のものに。また2010年、『パレード』が第60回ベルリン国際映画祭において国際批評家連盟賞を受賞した。