◉ 日本映画週間上映作品 ◉

『白夜行』(2010年)
監督:深川栄洋
脚本:深川栄洋 入江信吾 山本あかり
原作:東野圭吾
主演:堀北真希 高良健吾 船越英一郎
配給:GAGA
上映時間:149 分
HP:http://byakuyako.gaga.ne.jp

© 2011 "Into the White Night" Film Partners

あらすじ:
  密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は容疑者の死亡によって一応解決を見る。しかし、担当刑事の笹垣だけは腑に落ちない。容疑者の娘で、子供とは思えない美しさを放つ少女・雪穂と被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・亮司の姿がいつまでも目蓋の裏を去らないのだ。やがて、成長した雪穂と亮司。 全く面識のないはずのふたりの周辺で、不可解な事件が続発する。 刑事退職後も真相を追い続ける笹垣自身も命を狙われ、それらの事件が、あるひとつの驚愕の真実を示していることに思い至るのであった。19年前に結ばれた確かな絆の存在に。

監督紹介:
深川栄洋
1976年千葉県生まれ 専門学校の卒業制作「全力ボンバイエ!」(99)が水戸短編映像祭水戸市長賞などを受賞。 卒業後、「ジャイアントナキムシ」(99)と「自転車とハイヒール」が2年連続でPFFアワードに入選し、業界の熱い注目を浴びる。2004年、「自転少年」で商業監督デビュー。 「狼少女」(2005)、「真木栗ノ穴」(2007)が、ともに東京国際映画祭に選出され、絶賛される。初のメジャー公開作品「60歳のラブレター」(2009)がスマッシュヒット、以降、2011年には本作の他、「洋菓子店コアンドル」、「神様のカルテ」が公開予定など、今、最も映画に愛されている監督のひとり。