© 2010 "HARU TONO TABI" Film Partners / LATERNA / MONKEY TOWN PRODUCTIONS
あらすじ:
まだ寒さ厳しい4月の北海道と宮城の各地を舞台に物語は展開される。
足を痛め、孫の春の面倒なくしては生きていられない老漁師の老人・忠男。小さな町で仕事を失ってしまった18歳の春。そんな祖父と孫は、北海道増毛の寂れたあばら家で、ささやかな二人暮らし続けていた。しかしある日、春が東京に出て職を探すと忠男に告げたため、忠男の居候先を求めて、二人は疎遠となった東北の親類縁者を訪ね歩く旅に出ることになった――。
本作は、二人の旅と人生への葛藤を通し、生きることの厳しさや温かさを切実に綴り、「生きることとは何なのか」という永遠不滅のテーマを孕んだ骨太かつ繊細な、オリジナル本格派日本映画である。
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