◉ 日本映画週間上映作品 ◉

『カムイ外伝』(2009年)
監督:崔 洋一
脚本:崔洋一 宮藤官九郎
原作:白土三平
主演:松山ケンイチ 小雪 伊藤英明
配給:松竹
上映時間:120 分
HP:http://www.kamuigaiden.jp/

© 2009 KAMUI Film Partners

あらすじ:
  強靭な意志と剣の腕前を持つ忍者カムイは、真の自由を求め、掟に縛られた忍(しのび)の世界を抜け出した“抜け忍”。しかしそれは、裏切り者として追っ手の“追忍”と闘う運命を背負い続けることであった。ある日カムイは、時の藩主・水谷軍兵衛の愛馬をある理由から殺した半兵衛という漁師を助け、それを機に半兵衛の家族に迎え入れられる。しかし、半兵衛の妻はカムイと同じく抜け忍であり、かつてカムイがその命を狙った“くの一”スガルであった。彼女はカムイを追っ手と信じて心を許さない。一方、スガルの娘・サヤカはカムイに恋心を募らせていく。そんな彼女の想いをよそに、スガルはカムイに戦いを挑む。

監督紹介:
崔 洋一
1949年生まれ。大島渚監督や村川透監督などの助監督を経て、83年『十階のモスキート』で劇場映画監督デビュー。同作は毎日映画コンクール新人賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞を受賞したほか、ベネチア国際映画祭にも出品され話題となった。その後、93年『月はどっちに出ている』で報知映画賞や日刊スポーツ映画大賞など53にわたる映画賞を独占したことで一躍脚光を浴びる。近年でも『刑務所の中』(02)でブルーリボン賞監督賞などを受賞した他、『血と骨』(04)では日本アカデミー賞最優秀監督賞ほか多数の賞を受賞。2007年には韓国映画『壽』を監督。その他の主な監督作は『マークスの山』(95)、『犬、走る DOG RACE』(98)、『豚の報い』(99)、『クイール』(03)など。