◉ 日本映画週間上映作品 ◉

『ランウェイ☆ビート』(2011年)
監督:大谷健太郎
主演:瀬戸康史 桜庭ななみ 桐谷美玲 IMALU 田中圭
脚本:高橋泉
原作:原田マハ(「ランウェイ・ビート」宝島社刊)
配給:松竹
上映時間:126分
HP:http://www.runbea.jp

© 2011 “RUNWAY☆BEAT” Production Committee

あらすじ:
  高校2年の塚本芽衣は、母親のお見舞いで訪れた病院で、車いすの女の子、宮本きららが落としたお金を拾ってあげた時に、ひとりの男の子と出会った。
  翌日、転校生として現れたのは、その時の男の子、溝呂木美糸だ。
  転入早々、クラスでもっともイケてないパソコンおたくの犬田悟のいじめに遭遇したビートは、メイを誘ってワンダの家を訪ね、「お前をクラス一格好いい男にする」と宣言する。
  翌日学校に現れたワンダは、クラス全員が目を見張る変身ぶり。ビートは、実家がテーラーで、小さな時からファッションに興味を持ち、モードが大好きだったのだ。今まで授業のノートを取らされたり、冷たく当たっていた超人気モデル立花美姫や、パシリ扱いしていた郷田までもすっかり豹変。ビートの描いたデザイン、スタイリングにクラス全員が驚き、彼を中心に文化祭恒例のファッションショーに取り組むことになる。
  しかし!今年度限りで学校廃校の決定や、ビートのデザイン盗作疑惑と事件が勃発して、一丸となっていたクラスがバラバラになってしまう。
  ファッションショーは開催することができるのか?
  そして、ビートとの出会いによって、一人一人の人生が大きく変化していく・・・。

監督紹介:
大谷健太郎
1965年生まれ、京都府出身。多摩美術大学美術学部芸術学科卒。大学在学中は映像演出研究会で8ミリ映画を製作。そのうちの1本『青緑』が88年のぴあフィルムフェスティバルに入賞。91年に『私と他人になった彼は』で同3部門を受賞。5年の準備期間の後、99年『avec mom mari アベック モン マリ』で劇場用映画デビューを果たす。この作品と2作目『とらばいゆ』(02)が国内外の映画祭で高い評価を受け、注目を集める。『約三十の嘘』(04/兼共同脚本)を経て、矢沢あいの大人気漫画の映画化『NANA』(05)が大ヒット。続けて、『ラフ ROUGH』(06)とヒット作を手掛ける。2011年は本作の他に『ジーン・ワルツ』が2月に公開。