日中映像交流事業「日本映画,テレビ週間」「日本アニメ・フェスティバル」の開幕式典が盛大に行われた。

時間:6月8日(水)17:00~17:30 会場:中国国家博物館 西大庁

<VIPゲスト>
■ 日本
日本国内閣総理大臣特使 麻生太郎様
在中国日本国大使館 特命全権大使 丹羽宇一郎様
日本参議院議員 増子輝秀様
日本衆議院議員 富田茂之様
日本前衆議院議員 太田昭宏様
■ 中国
中国国務院総理 温家宝様
中国文化部部長 蔡武様
中国中共中央宣伝部副部長・中国国家広播電影電視総局局長 蔡赴朝様


中国国家博物館 西大庁

会見に引き続き,日中双方から合計約500名の参加を得て,開幕式典が盛大に行われた。冒頭の蔡武文化部長による挨拶に続き,麻生特使から概要以下の挨拶を行った。
(1)東日本大震災による被害に対し,中国から,緊急援助隊の派遣,多くの義援金や支援物資の提供といった支援をいただいた。また,先般,温家宝総理は,宮城県と福島県を訪問され,被災者の方々に直接温かい励ましの言葉をかけて下さった。これら中国政府及び中国国民の心遣いに対し,心より感謝する。本日の開幕式典には,日本に派遣された中国緊急援助隊,四川大地震の際に派遣された日本の緊急援助隊の参加も得ている。
(2)日本では,被災地の復興が本格化しつつある。日中映像交流事業を成功させることは,復興に向けて動き始めた被災地及び被災者を励ますことができると思う。
(3)私は,外相時代に「国際漫画賞」を作った。漫画は,表現形式として独特。人生,思想,愛,友情,人の成長,すべてを描くことができる。国境,世代を超えて,若い心と精神をつなぐ力がある。そのような漫画の担い手に,漫画の本家である日本から賞を贈りたいという気持ちから「国際漫画賞」を作った。中国からは,尹川(いん・せん)氏が,第2回国際漫画賞優秀賞を受賞している。漫画の力は,今回の交流事業のテーマである映画,テレビ,アニメといった映像作品すべてに当てはまる。今後,漫画に加えてこれらの映像分野においても,幅広い交流が進むことを期待する。
(4)日本映画週間では,最近の日本の話題作が上映され,今後,数多くの日本のテレビ番組などが中国国内で放送される。この機会を通じ,中国の方々が,現在の日本への理解を深めることを期待する。そして,両国国民の相互理解の深まりが,日中関係の長期的,安定的な発展につながり,日中「戦略的互恵関係」の深化に貢献するものと確信する。