ロケ地
張家口
モンゴル高原と華北平原の間に位置し、その立地から「北京の北門」の異名も持つ張家口(ちょうかこう)。古代からの豊かな生態系を誇る広大な自然と、飛躍的な発展により「中国のダボス」と呼ばれるようになった崇礼などの街が調和する市です。
まず、なんと言っても一番のオススメは万里の長城の主要な門の一つである「大境門(ダージンメン)」。遊牧民族の華北侵入を防ぐ拠点として1485年(明の成化21年)に築かれ、五百年以上の歴史を有する張家口のシンボルです。大境門西側に位置する自然豊かな公園「水母宮」は修復されず昔のままの佇まいを残しており、悠久の歴史を感じることができるスポットとして必見です。歩き疲れたら「赤城温泉」で一休み。昔から「関外第一泉」(関外エリアで一番 いい温泉)と称され、水質の良い温泉を楽しむことができます。
そして張家口名物といえばなんといっても莜麦(ハダカエンバク)。莜麦はソバのような風味がする雑穀で、莜麦の粉を練って作る蒸し餃子は河北省の張家口名物です。
都会の喧騒を忘れ、歴史建築物を見てホッと一息ついてみませんか。
必見!大境門、水母宮、西古堡
必食!莜麦料理、ロバ肉バーガー、総督豆腐
内モンゴル自治区
中国北部にある内モンゴル自治区は草原、砂漠、湖、森など壮大な自然風景、そして遊牧民族の民族文化を体験することができます。まずは何と言っても広大なフォトジェニック砂漠を楽しみましょう。バダンジリン砂漠やトングリ砂漠、響沙湾といった有名な砂漠をはじめ、自治区のいたる所に広大な草原や砂漠が広がっています。エジン旗のポプラユーフラティカの森は、秋になると、葉は黄色へと変わり、森全体が黄金のおとぎ話の世界のようです。緑がかったフルン湖やブイル湖など、北東部に有名な淡水湖もあり、素晴らしい景色を眺めることができます。
また、中国で最高の高原と名高いフルンボイル草原で遊牧民の生活を体験するのもいいでしょう。青く澄み切った空、限りなく広がる草原、新鮮な空気と家畜の群れなど、一度足を踏み入れればすぐさま日常生活からかけ離れた世界へ連れて行ってくれることでしょう。
都会の喧騒を忘れてチル旅に出かけてみませんか?
必見!:バダインジャラン砂漠、響砂湾、エジン旗
必食!:チャナサンマハ(塩茹で羊肉)、ラム肉の串焼き、シュウマイ、羊肉のしゃぶしゃぶ
上海
日本から最も近い中国の大都会上海。20世紀初頭のヨーロッパの薫りあふれるレトロな建造物が美しい“上海の窓口”外灘と、21世紀の近未来的な摩天楼がそびえる浦東が街の2大イメージですが、これに昔ながらの中国庶民の暮らしが混ざり合って魅力あふれるスポットが盛りだくさんです。また、2016年にオープンした上海ディズニーリゾートは日本のそれとは異なる雰囲気を楽しむことができます。昔ながらの上海の街並みが楽しみたい方は「田子坊(ティエンズファン)」もおすすめです。オシャレなカフェや話題のスイーツショップが立ち並びます。そして上海といえばやっぱり飲茶。上海一予約が取れないと噂の“翠園”、上海ガニ料理の老舗“成隆行蟹王府”等の名店の味を堪能してみましょう。路上には焼き小籠包をはじめ多くの屋台が並びますので散策しながら味わうのもいいですね。今も昔も時代の先端を行きながらも、クラシックな魅力にあふれる上海は、週末でも気軽に行くことができ、ゆったりとした大人旅を楽しむのにぴったりです。ぜひ自分だけのお気に入りの上海を見つけてみてください。
必見!!外灘、豫園、上海ディズニーランド、武康路、田子坊など
必食!!上海焼き小籠包、上海蟹、紅焼肉、湯圓
深圳
深圳(シンセン)は香港の新界と接し、近年ではイノベーションの最先端都市として「未来都市」や「アジアのシリコンバレー」と呼ばれ、世界的に注目を浴びています。また、大勢の若者が豊かな生活と安定した収入を目的とし、深圳に移住しています。そのため、住民の平均年齢が32.5歳と、中国で最も年齢層が若い都市として知られています。
深センの魅力といえば何と言ってもまずは近未来的な都市空間。高さ599メートル、116階に位置する「深セン平安金融センター雲際観光フロア」には目のくらむほどの眺望が広がります。絵画に興味がある人は、油絵や絵画の販売、卸売でその名を知られる大芬油画村もおすすめです。街の至る所で様々な絵画を手軽に楽しむことができます。自然や歴史を鑑賞したい方は600年以上の歴史を持つ大鵬所城に足を運んでみてください。メインストリートから脇道に入ると明代にタイムスリップしたかのような空間を体験できます。注目度がますます高まる
深セン、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
必見!深セン平安金融センター雲際観光フロア、世界の窓、
大芬油画村、大鵬所城
必食!酢豚、鳩の丸焼き、腸粉、豚の角煮、蟹の辛みそ炒め