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★ 孤独と絶望の中で、ひたむきに愛し合う二人を描く感動作。
「最愛」
© 2012, Irresistible Delta Limited, Edko Films Limited, Sil-Metropole Organisation Limited. All Rights Reserved. 監督・脚本:顧長衛(クー・チャンウェイ) 主演:チャン・ツィイー、郭富城(アーロン・クォック)、濮存昕(プー・ツンシン) ジャンル:ヒューマンストーリー、ラブストーリー 上映時間:100分 あらすじ:90年代の中国、山間部の貧しい村、娘娘廟村では、村人の斉全(プー・ツンシン)が金欲しさに村人たちに売血を勧めていた。しかし注射器の使い回しによりHIV感染が蔓延してしまう。斉全の弟の得意(アーロン・クォック)も感染してしまった。事態を重く見た村の小学校を管理している二人の父親の柱(タオ・ザール)は「責任を取ると」言い、感染者たちを廃屋となった学校に隔離し共同生活を始めた。感染者たちと共に暮らし始めた得意も妻にも見捨てられ、寂しさを募らせる。そんなある日、一人の女性、琴琴(チャン・ツィイー)がやって来た。彼女もまた感染者で、夫や家族に見捨てられた身だ。互いの境遇が同じである事を感じ取った二人はやがて愛し合う。しかし、それは許されざる愛だった…。ローマ国際映画祭では世界の観客と映画人から歓迎を受け、チャン・ツィイーが見事個性的女優賞(Lancia Elegance and Temperament Award)を受賞した。 監督紹介:顧長衛(クー・チャンウェイ) 映画監督、撮影監督。 1982年北京電影学院摂影学科卒業。チャン・イーモウ、チェン・カイコーの映画作品の撮影監督として製作に携わり、『紅いコーリャン』、『菊豆』、『さらば、わが愛/覇王別姫』など多くの作品が国際的な映画賞にノミネートされた。またアジアを代表する撮影監督としてコダック社のフィルム開発に携わり、ロバート・アルトマン監督作品の撮影監督をつとめるなど、その技術は世界でも高い評価を得ている。2005年初監督作品『孔雀 我が家の風景』がベルリン映画祭で銀熊賞を授賞。2011年『最愛』は、興行収入が初日で800万元を突破し、総興行収入は5,760万元に達した。この作品で上海影評人奨、北京影視春燕奨でともに最優秀監督賞を受賞し、主演のチャン・ツィイーはローマ国際映画祭で個性的女優賞(Lancia Elegance and Temperament Award)を受賞した。