2015東京・中国映画週間 上映作品

「更年奇的な彼女」 原題:我的早更女友 Meet Miss Anxiety (2014)
運命の相手はいつだって、素知らぬ顔してそこにいた!?

★監督:郭在容(クァク・ジェヨン)
★主演:周迅(ジョウ・シュン)、人冬大為(トン・ダーウェイ)
★ジャンル:ラブコメディ ★時間:98分
★あらすじ:自らの大学の卒業式の場で、かねてから同棲中の恋人とのサプライズ結婚式を上げることになったチ・ジアは、相手の男性から「まだ結婚は考えられない」と断られてしまう。このことがトラウマとなり、26歳の若さで若年性更年期の病を抱えた彼女だったが、酔っ払った彼女を介抱した男子学生・ウエン・シャオと同居人として暮らすこととなる。失恋から立ち直れないチ・ジアには、友人としてしかシャオのことを見ることができなかったが、シャオの上海への転勤・栄転を期に、彼への思いにようやく気づくチ・ジア。しかし、彼はそんな彼女の思いも知らずアモイを離れた後だった。数年後、チ・ジアの更年期障害の症状がひどくなり、上海の病院に入院したことを聞いたシャオは、すぐさま入院先に駆けつける。患者服を着た一人の女性が歩いていく姿を発見したシャオは、タバコを口にくわえて火をつけようとする女に近づいていく…。

監督紹介:クァク・ジェヨン(郭在容)
1959年生まれ。慶熙大学校卒。「雨の降る日の水彩画」(1989)で監督デビュー。「秋の旅行」(1991)、「雨の降る日の水彩画2」(1993)を経て、8年ぶりにメガホンをとった「猟奇的な彼女」(2001)は韓国で500万人以上を動員し、韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞で脚色賞を受賞。続いて、「ラブストーリー」(2003)、「僕の彼女を紹介します」(2004)は、日本国内の韓国映画の動員記録を塗り替える大ヒットとなる。「僕の彼女はサイボーグ」(2008)で日本映画にも挑戦。その後「最強☆彼女」(2008)をリリース。近作は、中国に招かれ、「猟奇的な彼女」ヒロインが更年期障害期にさしかかったという設定で、中国の有名女優・周迅をヒロインに迎え「我的早更女友」を監督した。