★ 2011中日アニメ・シンポジウム テーマ: 交流・協力・促進
● オープニングセレモニー 10月23日(日) 10:30〜11:00 ザ・プリンス パークタワー東京 コンベンションホールE
● 中日アニメシンポジウム 10月23日(日) 13:00〜16:00 ザ・プリンス パークタワー東京 コンベンションホールE
開催目的:
・ 日中文化の交流、合作、協力を促進し、両国の相互理解を深め、互恵関係の発展と友好を進める。
・ 日中アニメ・漫画業界の創意互助、技術交流、情報共有、多方面的な協力を駆使し、産業の相互作用、共にマーケット開拓を実現する。
・ 国際アニメ・漫画ブランドを創るにあたり、日中両国の経験互助と協力体制を構築し、国際的な合作を強める。
・ 中国の国家政策、基礎建設、産業クラスター、生産力の配置などが中国アニメ・漫画産業の可能性を示す最新情報を伝える。
・ 日中両国のアニメ・漫画領域において、史上最高レベル、情報量最大なシンポジウムを催し、2012年「日中国交正常化40周年」に向けての大きな推進力になる。
★ 中日アニメシンポジウムには、中日両国のアニメを牽引する業界関係者が登壇予定 |
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★ 中国パネリスト・張斌(ジャン・ビン) 国家動漫遊戲産業振興基地 管理委員会主任
国家アニメ産業振興基地管理委員会主任。北京盛世金鷹国際メディア理事長、第十期中華全国青年聯合会常任委員、中国青年企業家協会副会長。北京科技大学博士。
張斌の指揮の下、国家アニメ産業振興基地は中国のアニメ・ゲーム産業の発展戦略に基づき、教育訓練や作品の研究開発、産業の育成、国際協力の四大機能を中心に業務を展開し、連続して三期にわたり『中国国際アニメ・ゲーム博覧会』を開催。また毎年、小中学生の漫画・アニメ絵画、作文コンテストの『華夏小神筆』を主催している。『国家アニメ・ゲーム産業人材評価認証システム』を確立。『デジタル・エンターテイメント・ネットワーク』を立ち上げ、初のアニメ専門サイトを構築した。アニメ・ゲーム著作権取引センターを設立し、版権保護と資本運用プラットフォーム等を作り上げた。 |
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★ 中国パネリスト・丁磊(ディン・レイ) 上海張江(集団)有限公司 総経理
張江高科技園(張江ハイテクパーク)管理委員会常務副主任、上海張江(集団)有限公司理事長、社長。復旦大学物理学科原子核工程専攻本科、固体物理学専攻修士。
上海GMの社長在任中は、数年間連続でGMを中国シェア第一位に導いた。戦略計画や産業投資、産業団地の運営及びブランドの経営販売、企業文化の構築に長けた、企業戦略マネジメントの
エキスパートである。丁磊の指揮の下、張江ハイテクパークは「刷新、創業、集結(innovation、foundation、concentration)」を旗印に、発展に向けて大きく前進している。 |
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★ 中国パネリスト・金一偉(ジン・イーワイ) 中国動漫集団 総経理
中国動漫集団有限公司 副理事長、社長。中国人民大学統計学専攻卒業。中国動漫集団有限公司の設立から2年、民族的な特徴を生かし時代の精神を反映した、世界水準の優れたアニメ・ゲーム作品の制作や有名ブランドの育成に取り組んでいる。
金一偉の指揮の下、動漫集団は積極的に研究開発を進め、『動漫春晩』ブランドの番組を制作、水墨アニメ『貴妃酔酒』や3D動画のミュージックビデオ『没有共産党就没有新中国(共産党なしに新中国はない)』等のアニメ作品を相次いで制作・放送した。 |
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★ 中国パネリスト・陳維東(チェン・ ウェイドン) 天津神界動画株式会社 理事長
天津神界漫画有限公司理事長、創始者。中国の著名漫画原作者、漫画評論家、漫画社会活動家、中国美術家協会漫画・アニメ芸術委員会委員。中国オリジナル漫画をリードする人物として、陳維東は2004年に『新中国漫画』の理論体系を発表。中国国内において初めて中国式漫画における独自の標準システムや言語システムを確立し、国際的な普及を図る。2007年初め、雑誌『硅谷(シリコンバレー)』において、「2006年度中国クリエイティブ産業 十大リーダー」に選ばれた。 |
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★ 中国パネリスト・謝坤澤(シェー・クンゼー) 広東奥飛動漫文化株式会社 コンテンツとイメージ事業部 総経理
広東奥飛動漫文化股份公司は中国で最初に上場した漫画アニメ会社である。コンテンツとイメージ事業部が、自社ブランドの経営販売、権利の譲渡、メディア発行、海外版権と提携プロジェクトなどの漫画やアニメの関連業務を受け持っている。
謝坤澤は台湾大学修士及び文化大学管理学院修士、北京大学都市と環境学院博士。クリエイティブ産業の中でも特に、漫画・アニメ業界の経営とマネジメント、メディア発行、版権協力とブランドの権利譲渡などの業務に長けている。また中国のクリエイティブ産業界の発展を対象に、実務的な研究を多数行っている。
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★ 司会者・楊文艶(ヤン・ウンイェン) 上海炫動匯展文化伝播有限公司 総経理
上海炫動伝播股份有限公司(SMG,上海東方伝媒集団有限公司ホールディングス)取締役、社長。フランス・リール科学技術大学国際メデイア管理専攻修士、中欧国際工商学院エグゼクティブMBA。
中国の児童番組のエキスパートである楊文艶は、テレビ業界に従事して20余年、幅広い国際提携の経験を持つ。上海電視台を代表し、テレビ番組『セサミストリート』の導入を主導するとともに、中国版『セサミストリート』の制作を統括、また人気番組『CASIOファミリー歌唱コンクール』のプロデューサーを務めた。2004年には上海で初の児童専門チャンネルを創設した。
楊文艶の指揮で炫動伝播は「アニメと教育」を成長戦略として、アニメの映画・テレビ制作、マルチメディアプラットホームの運営、周辺産業の開発・販売を三つの柱とした業務体系を確立した。オリジナル作品の『喜羊羊与灰太狼(シーヤンヤンとフイタイラン)』シリーズのアニメ映画は国産アニメ映画の興行記録を何度も塗り替えた。運営する「炫動アニメ衛星放送」と「哈哈子供チャンネル」は6年連続で国家ラジオ映画テレビ総局の最高賞を獲得。また主催する中国国際アニメ・ゲーム博覧会(CCG EXPO)のブランド力は絶えず向上している。 |
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★★ スペシャルゲスト・野間省伸(のま よしのぶ) 講談社社長
学歴:
1991年3月 慶応義塾大学 法学部政治学科 卒業
職歴:
1991年4月 株式会社三菱銀行入行(横浜駅前支店・調査部)
1994年 同行調査部ロンドン駐在
1999年1月 同行 退職
1999年2月 株式会社講談社取締役就任(社長室・経理局担当)
2000年6月 同上(社長室・経理局・デジタル事業局担当)
2001年2月 同上(デジタル事業局・情報システム室・IT企画推進部担当)
2002年2月 同上(デジタル事業局・営業企画室・情報システム室・IT企画推進部 担当)
2003年2月 同社 常務取締役就任(社長室・書籍出版・デジタル部門担当)
2004年2月 同社 代表取締役副社長就任
2011年3月 同社 代表取締役社長就任 |
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★ 日本パネリスト・篠田芳彦(しのだ よしひこ) アサツーディ・ケイ コンテンツ本部長
1956年生まれ。青山学院大学経済学部卒業。
現在:
株式会社アサツーディ・ケイ コンテンツ本部長
株式会社日本アドシステムズ 取締役
日本動画協会 理事
IMMG Pte. Ltd 代表取締役社長
大学卒業後、中央宣興株式会社(広告業)に入社。92年より同社インドネシア現地法人代表に赴任。「ドラえもん」を同国初の民放局RCTIで代理店買切枠として開始し、「クレヨンしんちゃん」、「ドラゴンボールZ」をはじめとする日本アニメ枠を多く確立。その後、96年ドラえもん等の海外番組販売窓口である旭通信社(現アサツーディ・ケイ)に転職。97年よりシンガポールに赴任。コンテンツ供給会社IMMGをシンガポール、インドネシアに設立し、2か国以外にもマレーシア、タイ、ベトナムでも番組枠を確立した。2002年に帰任。現在、同社コンテンツ本部長。また、同社子会社で「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「遊戯王」「テニスの王子様」などを制作する株式会社日本アドシステムズ 取締役も兼務。
中国展開について:ADKは広告代理店として早くから、中国に進出。コンテンツ分野 でも1990年にドラえもんがCCTVで放送されて以来、クレヨンしんちゃんや2004年には「テニスの王子様」がSMGで放送、さらに2007年には中国で実写ドラマ化 されるまで人気を博している。また、今年2月には日中両国のアニメコンテンツ相互供給を目指して、IMMG北京を設立。現在、同社のコンテンツ(ドラえもん、クレヨンしんちゃん、キテレツ大百科など)を手始めに中国当局から正式許諾を得て、ネット配信供給事業を開始している。 |
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★ 日本パネリスト・清水慎治(しみず しんじ) 東映アニメーション エグゼクティブプロデューサー
1952年生まれ 。東京都出身。
東映アニメーションのエグゼクティブプロデューサー。アニメ「ワンピース」を立ち上げ、テレビ・映画と10年以上続く、日本を代表する人気アニメに育てた。また85―88年に放送した第3シリーズの「ゲゲゲの鬼太郎」の編集を担当したのを機に20年以上、鬼太郎のアニメ制作に関わる。「ワンピース」シリーズ、「ゲゲゲの鬼太郎」、「金田一少年の事件簿」シリーズ、「蒼き伝説シュート!」、「スーパーベイビー」、「プリキュア」など、数多くの人気テレビ・映画作品を手掛ける。また「銀河鉄道999」など松本零士作品他の各種イベント映像をプロデュースしている。その他にDaft Punkとのコラボ作品「インターステラ5555」(仏)など、海外との合作やイベント、博覧会映像、CMなど数多くの作品に携わっている。最新作は今春公開された3Dアニメ映画「ジャンプ HEROES film トリコ3D×ONE PIECE 3D」。
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★ 日本パネリスト・久保雅一 (くぼ まさかず) 小学館 マルチメディア局 チーフプロデューサー
1983年小学館入社。「コロコロコミック」副編集長、キャラクター企画室長などを経て、2011年より現職。「ミニ四駆」、「ポケットモンスター」等、数々のTV番組や映画の企画・プロデュースを手がける。世界中で大ブームとなった「ポケモン」では、ゲーム、コミック、TVアニメ、キャラクター商品といったメディアミックス展開の仕掛け人として知られ、1998年にエグゼクティブ・プロデューサーを務めた劇場版「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」は、米国で公開された日本映画として過去最高の興行収入を記録した。小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント取締役、よしもとデジタル・エンタテインメント取締役を兼務。また一般社団法人日本知財学会理事、東京国際映画祭実行委員、東京国際アニメフェア実行委員なども務める。論文として「デジタルシュリンクのメカニズムに関する考察」、共著に「ポケモンストーリー」、「踊るコンテンツ・ビジネスの未来」がある。
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★ 日本パネリスト・清水義裕 (しみず よしひろ) 手塚プロダクション 著作権事業局 局長
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1958年 東京生まれ
1976年 東京都立大学経済学部入学
1981年 同卒業
大学在学中の1978年に手塚治虫と出会い、手塚プロダクションにアニメーション制作のアルバイトとして勤務。81年卒業と同時にプロダクション入社、現在に至る。
プロダクションでは、
1978年 テレビアニメーション「バンダーブック」の制作進行
1979年 テレビアニメーション「マリンエクスプレス」、映画「火の鳥2772」の演出助手として、手塚治虫の映像制作を補助する。
1981年 入社以降は版権部にて著作権を学び、プロデューサーとしてプロダクションの各種契約業務に係わる。
1989年 手塚治虫没後プロダクションディレクター
1999年 手塚プロダクション 著作権事業局長 現在に至る |
名古屋デザイン博森村グループパビリオン、横浜博電力館、国立近代美術館「手塚治虫展」、宝塚市立「手塚治虫記念館」、朝日新聞「手塚治虫過去と未来のイメージ展」フィンランド「タンペレ映画祭」の手塚治虫展、ローマ「手塚治虫展」、映画「ブラックジャック」、映画「ジャングル大帝」、テレビシリーズ「アストロボーイ・鉄腕アトム」、テレビシリーズ「火の鳥」、テレビシリーズ「ブラック・ジャック」の企画、総合プロデュースを担当。
現在は映像、事業、海外、出版、商品化、著作権等のプロダクション業務全般の管理を担当している。最近の映像企画では「アストロボーイ」3D版映画にクリエイティブコンサルタントとして携わり、また、日本動画協会の前事業委員長を務め日本のアニメーション業界全般の公益のための仕事に従事。2011アネシー国際アニメーション映画祭では審査員を務める。 |
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