2011日本・中国映画週間 上映作品 「赤い星の生まれ」(中国タイトル:《建党伟业》)


「赤い星の生まれ」(中国タイトル:《建党伟业》) Beginning of the Great Revival  2011年/125分/Color
監督:韓三平、黄建新
主演:劉燁、陳坤、張震
あらすじ:1911年冬、孫文はアメリカから帰国、翌年1月1日には南京において中華民国の臨時大総統に就任する。毛沢東はこの時、光復新軍に参加。清朝の全権を握った北洋軍の袁世凱は強大な軍事力と権力で孫文から大元帥の身分を奪い、南京から北京に拠点を移し北洋軍閥政府を成立させる。同年10月国民党成立。      
 1914年夏、第一次世界大戦が勃発し、1915年、袁世凱は日本が袁世凱の帝政を支持することを条件に日本の対華二十一カ条要求を受理した。しかし、この後、1917年7月1日から12日間、張勲が清朝の廃帝・愛新覚羅溥儀の復位を図るが失敗。各地で武装蜂起が起こり、混乱した時代に突入する。袁世凱が権威を失墜させている中、毛沢東、李大釗、周恩来などは、それぞれ国を救う方法について思索し、時節の到来を待っていた。

監督紹介
韓三平(ハン・サンピン):中国電影集団総裁・監督。主要作品には『雲水謡』、『始皇帝暗殺』、『毛沢東伝』 、『孔繁森』、『沈まない地平線』 、 『避難する』 、『漢武大帝』、『像霧像雨又像風』 、『人間四月天』 、 『大清風雲』、『伝奇的な皇帝朱元璋』、『江山風雨情』、『建国大業』、『新紅楼夢』などがある。2008年、CCTV中国経済年度人物に選ばれ、当賞発足以来、芸能界から入選された唯一の代表人物となった。また、彼がリードする中国電影集団は、次々と興収記録を更新する商業映画作品をリリースし、中国映画を“大作”時代へと導いた。

監督紹介
黄建新(ホワン・ジェンシン): 中国の映画監督。西北大学卒業後は西安映画製作所に配属されたが、1983年に電影学院に入学、一年間の研修を経て、監督として製作所に復帰する。代表作の『黒砲事件(The Black Cannon Incident)』では1986年の政府奨と金鶏奨の最優秀男優賞、最優秀撮影賞、香港映画祭十大中国語作品賞、上海新時期十年監督奨などを獲得する。また『輪廻』では1988年の金鶏奨最優秀監督賞、最優秀撮影賞、最優秀男優賞にノミネートされる。その他の代表作は『結婚証』、『建国大業』、『赤い星の生まれ』など。


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