12月14日14:00~「長崎歴史文化博物館」1階ホールにて、日中友好映画祭実行委員会、長崎歴史文化博物館、壱岐市立一支国博物館の主催事業として「2012長崎・中国映画週間」開催の記者会見を行いました。
日中国交正常化40周年という記念の年に当たり日本の皆様に「愛情」をテーマにした中国映画の最新人気、話題作品10本をお届けします。これまでの中国映画にはなかった多彩な恋愛映画が百花繚乱のように大集結しました企画意図、と今の日中関係が不安定の時こそ、映画を通じての文化交流の大事さを紹介しました。
中国駐長崎総領事館李文亮総領事、日中友好映画祭実行委員会理事長コウチュウ、長崎県文化観光物産局坂越健一局長、マスコミの皆さん及び「中国映画週間」関係者が出席していただきました。
中国駐長崎総領事館 李文亮総領事 |
日中友好映画祭実行委員会 コウチュウ理事長 |
長崎県文化観光物産局 坂越健一局長 |
日中友好映画祭実行委員会理事長コウチュウが主催者を代表しまして、以下の話をさせていただきました。
私たち「日中友好映画祭実行委員会」は日中政府と映画関係者のご支援とご協力の元で、7年前の2006年から毎年6月に北京と上海で日本の映画を中国のみなさんに紹介し、
「上海国際映画祭」の一環イベントとして、「日本映画週間」を行い、毎年10月に、「東京国際映画祭」提携企画として、「中国映画週間」を日本で実施して参りました。
長崎では、昨年始めて「東京・中国映画週間」の中で上映した作品の内、3本を選んで”長崎歴史文化博物館”で上映しました、その後好評を頂いたことを聞きまして、本当に嬉しく思いました。
今年は長崎県、長崎市、中国駐長崎総領事館、長崎新聞社などのご支援の元で、”長崎歴史文化博物館”と”壱岐市立一支国博物館”と一緒に10月に東京で行われた「中国映画週間」の10作品を全て長崎に持って来て、
「愛情」をテーマにした中国の最新映画と話題映画を一気に長崎で上映し、長崎の中国映画ファンたちに届けるのは初めてのことです。皆さんがご存知のように、今の日中関係は極めて不安定な波の中に翻弄されています。
こういう時、我々「中国映画週間」が波に乗って、長崎という特別な港に来航しました。長崎が日本と中国、日本と世界を繋ぐ伝統的なすばらしい港町です。私は中国南京出身ですが、南京の名物の一つが提灯です。
しかし、日本の友人から長崎のランタンが南京の提灯よりも華やかだよと教われました。私は昔の南京提灯と長崎ランタンがきっといろいろ交流があったと想像しています。
そして、我々の「中国映画週間」もこの日中関係の特別な時期に、長崎の一つのランタンと成れたらいいな~と思っております。本来一部の中国著名な監督と俳優さんたちも来日する予定でしたが、
今の特別な時期に来られなくなったことは、非常に残念に思います。しかし、中国の役者と監督たちは日本の中国映画ファンの皆様に対する愛情が変わりません、
自分たちが制作、出演していた「中国映画」を是非日本の観客に観ていただきたいと期待しております、そして、またいつかきっと日本に来て、長崎にも来て、みなさまとお会いできるように信じております。
言うまでもなく、国と国の間に障害があった時こそ、文化交流が大事だということは皆様も十分ご存知だと思いますが、こういう時に長崎で映画を通じての日中文化交流イベントが実現できることは本当に意味が深いと思います。
私たち日中友好映画祭実行委員会も、日中の映画ファンと一緒に力を合わせて、映画を通じて日中の人々の考え方や、感情を理解し、両国の間にある様々な障害を乗り越えて、共に揺ぎない友情の絆を築きたいと思います。
ここで、主催者を代表いたしまして、本日ご来場の皆様、そして今までずっと応援していただいた関係者の皆様に深く御礼を申し上げます。私たちはまず明日からスタートする「2012長崎・中国映画週間」の成功を祈り、
そして来年はもっといい形で長崎で第二回の「中国映画週間」を開催できることを期待したいと思います。是非たくさんの中国映画ファンが15日と16日に” 壱岐市立一支国博物館”へ足を運んでいただき、
21日から24日まで”長崎歴史文化博物館”へお越しいただいて、今回の愛情満載の「中国映画週間」作品を観ていただければ幸いです。ラブストーリには国境がないです。映画は人間の共通言語です。
中国映画も、日本映画も、ヒューマニズムがかならず国境を越えて、皆の”映画共和国”に繋がっていけると確信しております。
本日お忙しい中、記者会見に来ていただき、誠にありがとうございます!
「2012長崎・中国映画週間」の開催日
* 是非たくさんの方のご来場をお待ちしております。
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