☆ 長崎新聞(2/9版)に長崎・中国映画週間が紹介されました。
☆ 長崎歴史文化博物館1階ホールにて、「2014長崎・中国映画週間」の開幕式が行われました。開幕式では、中国駐長崎総領事館 李文亮総領事、日中友好映画祭実行委員会理事長 コウチュウ、長崎県文化観光物産局 松川久和局長、中国文化部対外文化聯絡局亜洲処 石澤毅調研員兼副処長が出席され、ご挨拶されました。また、多くのマスコミの皆様及び観客の皆様にご出席頂きました。
尺八による演奏が行われました
中国駐長崎総領事館李文亮総領事
中国文化部対外文化聯絡局亜洲処石澤毅調研員兼副処長
長崎県文化観光物産局松川久和局長
開会の宣言のあと、長崎の尺八演奏家・松林静風氏による演奏が行われました。1曲目は中国の尺八を用いて「女人花」(宋慶齢の物語の楽曲)を、2曲目は日本の尺八を用いて中国のファーストレディ、彭麗媛国家主席夫人が歌った「白髪親娘」を演奏し、会場の観客はその美しい音色に聞き入りました。主催者挨拶として、日中友好映画祭実行委員会の理事長 コウチュウが登壇し、「日中友好のシンボルであるランタンフェスティバルの時期に長崎・中国映画週間を開催することはとても重要な意味を持ち、大変光栄に思っております」と感謝の言葉を述べました。また、中国駐長崎総領事館 李文亮総領事は、「ここ長崎において中日友好のランタンの灯りは、永遠に消えないと信じています。長崎・中国映画週間が多くの観客の皆様に喜ばれ、さらに発展していくことを期待しています」と述べられ、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。続いて、長崎県文化観光物産局 松川久和局長はご挨拶で「映画や観光などの文化を通して、中国と日本の交流が盛んになり、また長崎の魅力を多くの中国人に知って頂きたい」と述べられ、中国文化部対外文化聯絡局亜洲処 石澤毅調研員兼副処長は「この3本の映画を通じて、今の中国人の生活や考え方などを知ることが出来ると思います。映画を通じて活発な文化交流が行われることを期待しています」と述べられました。
☆ 日中友好映画祭実行委員会理事長コウチュウが主催者を代表しまして、 以下の話をさせていただきました。 皆様、過年好! 春節の期間中に長崎で皆様とお正月の雰囲気を分かち合う事ができとても嬉しく思っております。「中国映画週間」を長崎で開催するのは三回目になりますが、ランタンフェスティバルの期間中に行うのは初めてとなります。このような華やかで御めでたい雰囲気の中、映画週間を開催でき、大変光栄に思っております。 2013年、中国映画の興行収入が218億人民元を超えました。延べ6134億人が映画を見たことになります。この数字は世界の映画市場の10%を占め、中国は世界第二の映画マーケットとなりました。世界の映画マーケットにおいて、中華圏映画は58、9%、ハリウッド映画が41、1%の比率となっています。中国映画の発展のスピードは驚くほど速く、中国映画市場が100億元から200億元以上に伸びたのはわずか三年間の時間でした。また、中国の映画スクリーン数は年々ハイスピードで増加しており、2013年は更に5077面のスクリーンが増え全国のスクリーン数が18195面となりました。1日平均14スクリーンの数で増加し、猛スピードで成長しています。そのため映画の制作本数も増え、国産映画と合作映画を含めて年間700本以上の作品を制作しています。
会場の様子
中友好映画祭実行委員会理事長コウチュウ
舞台挨拶の登壇者の皆様
尺八演奏家松林静風氏
今回長崎で上映する三本の映画はいずれも中国で大ヒットした作品です。それは“真実の愛に気づかせてくれるハートフルなラブストーリー”「北京ロマン IN シアトル」、“実話を元にしたチャイニーズ・サクセス・ストーリー”「アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ」、そして、“2013年に中国映画の興行収入を更新した抱腹絶倒の大ヒットコメデイー”「ロスト・イン・タイ」の三作品です。どの映画もお薦めですがそれぞれの映画には、中国の時代の変化、中国人の日常生活、考え方などが描かれています。映画を通じて、国境を超えて日中両国の相互理解に役に立つことが出来れば幸いです。 御存知の通り、いま日中関係は大変厳しい時代を迎えていると言えます。我々「日中友好映画祭実行委員会」は2006年に設立致しましたが、その年も日中関係が最悪の状態となっていた時期でした。しかしそういう時期にこそ、民間レベルの映画交流を通して両国国民の心と心の交流の促進しようと決意し、同年の6月「上海国際映画祭」において「日本映画週間」を初めて開催し、11月に北京でも「日本映画週間」を開催しました。また、相互交流のために、2006年12月に東京で初めて「中国映画週間」を開催し、たくさんの映画ファンに評価して頂きました。 それ以来、“日中友好映画祭”として毎年日中両国で継続的に実施し、今年で9年目を迎えることとなりました。そして日中間では多少の波風もございますがそれにめげることなく、私たちは常に様々な問題と障害を乗り越えながら、毎年映画祭を開催して参りました。 ある意味で、長崎は日本で一番、日中関係において発生する荒波に慣れている港町だと言えます。日本の鎖国時代に長崎が日中交流の唯一の窓口となった歴史があります。そして2000年以上続く日中交流の歴史の中で、長崎は中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とする「長崎ランタンフェスティバル」を町全体のお祭りとして盛大なイベントを開催し、継続しています。そのような歴史から考えると、日中関係の中で最も魅力的な交流は政治では無く、貿易や文化だと言えることが出来ます。その魅力のシンボルが“ランタン”です。どんな障害があったとしても、ランタンの光が長崎から消える事は先ずあり得ないでしょう。それは日中友好を願う両国の国民の夢と希望に繋がっているからです。 私たち“日中友好映画祭実行委員会”は、日中両国の真の友好関係を願う両国の友人たちが手を繋ぎあって友好的にネットワークを構築している委員会です。いまの日中関係がライバル時代に入ったとしても、お互いに刺激しながら強くなっていく健康的な“ライバル”となるようなパートナー関係を構築できると信じている日中民間友好団体でもあります。 “中国映画週間”が「長崎ランタンフェスティバル」の中で、柔らかくて“友好的な光”を発する “映画ランタン”となれるよう、心から願っております。
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「2014長崎・中国映画週間」開催 2014年2月8日(土)、9日(日)、11日(月)の期間で、長崎歴史文化博物館において「2014長崎・中国映画週間」を開催致します。今回で3回目となる長崎での中国映画週間では、中国で多くの観客を動員し「2013東京/沖縄 中国映画週間」においても好評を博した3本の人気作品を上映致します。是非この機会に現代の中国映画をお楽しみください。
★ 上映場所:長崎歴史文化博物館1Fホール ★ 上映スケジュール: ① 2月8日(土) 13:00~ 舞台挨拶(日中友好映画祭実行委員会耿忠理事長による) 13:30~「アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ」 16:00~「北京ロマンinシアトル」 ② 2月9日(日) 11:00~「ロスト・イン・タイ」 16:00~「アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ」 ③ 2月11日(火・祝) 13:00~「北京ロマンinシアトル」 16:00~「ロスト・イン・タイ」 ※ 各回とも30分前より開場。
★ チケット情報: ★ 単独チケット 500円 フリーパスチケット 前売り 800円(当日 1,000円) ※ 単券の前売り券販売はございません。ご了承ください。 ※ フリーパスチケットは会期中どの作品でもご覧いただけます。 <>【前売券販売所】 ・浜屋プレイガイド/S東美プレイガイド/紀伊国屋書店長崎店(夢彩都) ・チケットぴあ・セブンイレブン各店(Pコード:465-268) ・ローソンチケット・ローソン各店(Lコード:82751)
「2014長崎・中国映画週間」上映作品
★ 中国映画の興行収入記録を更新した抱腹絶倒の大ヒットコメディー! 「ロスト・イン・タイ」 監督:徐崢(シュウ・チェン) 脚本:徐崢(シュウ・チェン)、丁丁、束煥 主演:徐崢(シュウ・チェン)、王宝強 (ワン・バオチァン)、黄渤(ホァン・ボー)、範冰冰(ファン・ビンビン) ジャンル:コメディ 上映時間:105分 あらすじ:ガソリンを2/3入れたタンクに2滴の「油霸」を垂らせば、なんと満杯になる!徐朗の奇妙な発明品を巡り、 タイで繰り広げられる男3人の可笑しな旅。大爆笑間違いなしの痛快チャイニーズ・コメディー。
★ 実話を元にしたチャイニーズ・サクセス・ストーリー! 「アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ」 監督:陳可辛(ピーター・チャン) 脚本:周智勇、張冀 主演:黄暁明(ホァン・シャオミン)、鄧超(ダン・チャオ)、トン大為(トン・ダーウェイ)、杜鵑(ドゥ・ジュアン) ジャンル:ヒューマンストーリー 上映時間:112分 あらすじ:成冬青、孟暁駿、王暘はアメリカンドリームを夢見る青年。大学講師をクビになった成冬青は廃工場で英会話教室を始め、3人は教育業界での成功を収めるが・・・。黄暁明、鄧超、トン大為が豪華共演したヒット作
★ 真実の愛に気づかせてくれるハートフル・ラブストーリー。 「北京ロマンinシアトル」 監督・脚本:薛暁路(シュエ・シャオルー) 主演:湯唯(タン・ウエイ)、呉秀波(ウー・ショウポー)、海清ハイ・チン ジャンル:コメディ/ラブストーリー 上映時間:123分 あらすじ:文佳佳は出産のため単身シアトルへ。強気で傍若無人に振舞う彼女だが実は大きな孤独を抱えていた。 運転手のフランクはそんな彼女を静かに支え、二人は次第に惹かれ合っていく。出産を終え彼女が出した決断とは・・・
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▶ 2013東京/沖縄・中国映画週間