「2023北京・日本映画週間」開催のお知らせ
期間:4月22日(土)~4月29日(土)



 2023年は世界が活気を取り戻す1年であり、同時に日中映画界が再び活性化する年でもあります。特に記念すべきは、今年は日中平和友好条約締結45周年ということです。日中友好の歴史を継承し、両国映画交流の舞台に微力ながら貢献すべく、日中映画祭実行委員会は来る4月22日(土)から4月29日(土)まで、第13回北京国際映画祭正式イベントとして「2023北京・日本映画週間」を開催する運びとなりました。  
 上映作品は、認知症により記憶を失っていく母親と、母を支える中で封印していた過去の記憶と向き合う息子の姿を描いた感動作『百花』、空回りしがちな古美術商と落ちぶれた陶芸家のコンビが、幻のお宝を巡り騒動を巻き起こす大人気シリーズ『嘘八百 なにわ夢の陣』、タイムループに陥った小さなオフィスの社員たち奮闘する姿を描いたコメディ作『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』、沢田研二が主演を務め、作家・水上勉の料理エッセイを原案に描かれたヒューマンドラマ『土を喰らう十二ヵ月』の計4作品です。現代の日本社会と文化を深く表現している最新作、話題作を北京市内の映画館で上映いたします。  
 日本映画の美学というのは四季の変遷に伴い生じた微細な感情を作品に浸透させることではないでしょうか。家族、人情、友情、恋愛が社会の片隅でひとつ、またひとつと生まれては、小さなものから大きなものまで描きだされます。人生の無常や愛憎の変奏が、人間のあらゆる感情をさらけ出し、最後には人としての暖かさと寛容さを失うことなく、そのヒューマニティを映し出してくれるのです。この文学性に満ちた映画という言語は常に国境を超え、中国にいる日本映画ファンの愛と関心を集めています。日中平和友好において、日本映画と中国映画が交流を続けることは、政治や時代を超えた心の火花を灯し続けるだけでなく、日中両国の歴史的・人文的な紐帯結や輝かしい未来を照らし出してくれることでしょう。  
 小さな小さな北京日本映画週ではありますが、日中平和友好45周年に捧げたいと思います。 

『2023北京・日本映画週間』一般上映作品


嘘八百 なにわ夢の陣

土を喰らう十二カ月

MONDAYS/このタイムループ、
上司に気づかせないと終わらない

百花




■ 期  間:
4月22日(土)~4月29日(土)

■ 主  催:
北京国際映画祭組委会

■ 共  催:
NPO法人日中映画祭実行委員会
中国電影股份有限公司
北京電影学院

■ 後  援:
在中国日本国大使館
経済産業省
観光庁
日本政府観光局(JNTO)北京事務所
独立行政法人日本貿易振興機構 (JETRO)北京事務所
協同組合日本映画監督協会
公益社団法人日本中国友好協会
日本中国文化交流協会
一般財団法人日中経済協会
一般社団法人日中協会
中国日本商会
日本国際貿易促進協会
北京日本倶楽部
日本孫中山文化基金会

■ 企画運営:
株式会社ムーランプロモーション
北京赤見広告伝媒有限公司

■ 協力:
株式会社MediaBank